記録によるとこの交配は2016年の3月末に購入している。
山田食虫植物農園のペルタタ×ビロサはN. peltata 'yellow phantom' x villosa とN. peltata 'yellow phantom' x villosa 'Minangkob'と言うのがあって初めはどちらかランダムで来ていた。
自分は当初購入した両方ともN. peltata 'yellow phantom' x villosa であったのでてっきりそれだけなのだと思い込んでいたのだがそうではなかった為後に購入する形になった。
villosaだけの表記のものは山田さんに聞いてトンブユコンのビロサだと確認した。
流石に以前の購入から数か月経っているので少しマシなサイズが来るかと思っていたのだが、より小さい苗が届いたので育てられるか甚だ疑問であった。
2016年7月
赤丸のものがThe First Step。隣がトンブユコンのもの。同じ時期に生まれた苗とは思いたくない程大きさが違う。
2016年9月
なんとか枯らさずに成長させることが出来ている。
2017年11月
1年以上経過。順調に成長させられている。
2018年8月
前の写真から一年経たない位だが成長速度がかなり速い。
2018年11月
2019年2月
かなり特徴が出てきている。
外見はトンブユコンのものとの違いはほぼない。
2019年5月
直径が40センチを超えた。
成長はトンブユコンのものより速い。
2019年9月
ピッチャーの形態的にはほぼ完成形に近づいている。
2020年1月
ピッチャーの襟が巻き込まなく広がったままになる。
2021年7月5日
花芽が出る。雄花である事を確認。
総評
当初のサイズが小さすぎて記録にやる気が見られないが予想に反して順調に成長している。
ミナンコブのペルタタビロサはもう2個体あとから購入しているが全く成長させることが出来なかった。
この事から見た目の差はともかく成長の個体差がかなりある可能性が高い。
開花までに約5年半かかっているので、通常の交配種の開花までにかかるのが大体2,3年位と考えると成熟に時間がかかるように思われる。
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