α7R IIIと Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical
かなりテキトーな自分の体験なので全く参考になりません。自分のここ1年位の備忘録になります。
自分の2017年までの写真の撮影はオリンパスのSTYLUS TGシリーズを使って記録用に撮影していました。
STYLUS TG-5は防水防塵の非常に丈夫なコンパクトデジカメで、現在でも使用しているカメラです。
2017年冬位から本格的に室内での栽培に移行していった時期なのもあり、太陽光の出ている綺麗に撮影しやすい環境での撮影をしなくなりある程度背景やライティングをして撮ることが多くなっていました。
なるべく綺麗に撮りたかったので小さい三脚なんかも買って頑張ってみたのですが、流石に限界を感じた為、2018年から新しく一眼レフの購入を決意しました。
どのカメラを買うか?
植物の撮影がメインになるため取り敢えず本体やメーカーをどれにするかというよりはマクロレンズがあれば良いかという考えでした。カメラメーカーに関してはオリンパス以外全く知らない状態でしたので、とりあえずそれ以外にしてみようと思っていた気がしますね。
レフ機にするかミラーレスにするかも特に考えていませんでした。
レンズから選ぶと…
プラスチックぽいという感想だけでほかのメーカー外したでしょ
取り敢えず植物の撮影にはマクロレンズが向いているらしく、またもやかなり適当に検索して考えた結果、ペンタックスのHD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limitedというレンズが金属製で見た目もカッコイイぞ位のノリでペンタックスに決めました。結果として
後に売られる直前の姿
一番初めに買ったボディはPENTAXのK-70で、これもあまり詳しく調べずにそこそこ評価の良さそうなものを選びました。
撮影してみよう!と思うも…
今までコンデジしか触ったことのない人間には一眼レフの使い方が全く分かりません。
ファインダーを覗いても暗い室内では何も見えず設定の仕方もちんぷんかんぷんです。
撮影初日は全く分からず次の日以降にネットで調べてようやく使い方や仕組みが分かっていった感じです。
コンデジではマクロ撮影モードの切り替えかISO感度の設定位で他は自動で設定してくれていたのだと痛感しました。
ある程度調べて再挑戦してみて
とりあえずよくわからないなりに撮ってもそれっぽくなる
周りの光環境に合わせてシャッタースピードや絞りなんかの設定をしないといけないのだなという事が判明しました。
特に室内撮影のような暗い環境ではこれを自分で調整しないとまともに撮影できません。
コンデジではまず設定出来ない点なのですが今までどうしても上手くいかなかった事が出来るようになったのは感動ですね。
撮れた写真もコンデジとは比べ物にならない位綺麗でもう大満足です。
このくらいになってくると三脚使ったりレリーズを使ってシャッターを切ったりとそれっぽくなって来ています。
新たなレンズ
マクロレンズに関しても他に買ってやってみようと思い非常に有名なTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1を購入してます。
私的には写りがあまり好みではなかったものの、フルサイズでも使用可能なレンズであった為にこの後も残されていきます。
Flickr探してもK-70で90㎜使った写真が見当たらないので本気で使ってないですね…。
いきなりフルサイズへ
K-70を購入したのが1月だったのですが4月にSONYのフルサイズミラーレスであるα7Rⅱを買っています…。
当時PENTAXのフルサイズ機はK-1しかなかったのでそちらに行くかと思いきやSONYに行っていますね…。
おそらくこの当時PENTAXから全く新しいレンズが発売されていない事に不安を覚えたのだと思います。
おそらくこの当時PENTAXから全く新しいレンズが発売されていない事に不安を覚えたのだと思います。
一応K-70自体はこの時すぐに手放したわけではないのでAPS-Cとフルサイズ機の2台体制になりました。
何故α7Rⅱ?
室内撮影ばかりだったので光学ファインダーが必要なかった事と、当時フルサイズのミラーレスを出していたのがソニーだけだったからですね。
高画素機が良いけどRⅲは高かったのでRⅱにしたのではないかと思われます。
あとはVoigtlanderのマクロアポランターがカッコよかったからではないかと。
SONYは違う?
ISO6400とかで撮ってんぞ大丈夫かこいつ
数か月使って慣れてきたPENTAXのカメラと違いSONYのカメラはまた違ったものでした。
上がK-70で下がα7Rⅱになります。
上がK-70で下がα7Rⅱになります。
JPEG撮って出しでホワイトバランスもオートの状態ではPENTAXの方が暖色系でそれらしい色味に仕上がっています。
画素数も2400万画素から4200万画素に大幅アップして全体的な写りも変わりました。
別なメーカーの製品なのでこんな感じなのか程度に使っているうちになんとか慣れていった所ですが数年以上使っていた人間が他のメーカーのものを使うのはしっくりくるまで結構時間がかかりそうですね。
画素数も2400万画素から4200万画素に大幅アップして全体的な写りも変わりました。
別なメーカーの製品なのでこんな感じなのか程度に使っているうちになんとか慣れていった所ですが数年以上使っていた人間が他のメーカーのものを使うのはしっくりくるまで結構時間がかかりそうですね。
外で撮影するように
流石にK-70とはかかっている金額が跳ね上がっているせいかRⅱ買ってからは積極的に外に出て撮影していますね…。
Rⅱはバッテリーの持ちが良くないものの半日は使用出来るので騙し騙し使うようにしていました。
マニュアルでも使用しやすくコンパクトで高機能なのは私的にも非常に満足いくカメラでした(過去形)。
多分1年は新しいカメラを買うことはないだろうなあと思っていました…。
この間K-70は特に使う機会もなくなっていたのでakigoさんに貸し出しています。
大手のフルサイズ参入に合わせて
9月にニコンZ7、10月にキヤノンのEOSRが発売が決まりました。
スペックによっては移行した可能性もあったのかもしれませんが特に思うところもなかったのと、半年近く前よりは価格が落ち着いたのでRⅲを購入しました。
K-70売却!
ヤフオクにレンズと合わせて出品したところすぐさま入札が入りました。
カメラは中古市場が盛んなので植物と違って処分がしやすいのはめっちゃ助かりますね。
RⅱはK-70と入れ替わりでakigoさんの元に。
はじめからこうしていれば良かった?
あんま向いていないけど星も撮れる
RⅲはRⅱからの完全なる上位互換といった感じで特に違和感なく使えました。
バッテリーの持ちも2倍近く良くなったのは大きな進歩を感じます。
AFも見違えるほど良くなっていますがマニュアルで使う機会が多くそこまで実感する事はありません。
始めからこれを買うのは金額的にも技術的にも無理があるように思えるので遠回りしてよかったようにも思えます。
ほぼ1年半経って
かなり滅茶苦茶な事になった結果今に至った感じなので悔いはありません。
始めは記録用の写真からのステップアップ目的であったので植物以外はあまり撮らないだろうなと考えていたのですが貧乏性なもので様々な用途や目的で使うようになりました。
最後に
正直言うと植物を撮るだけならTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1とこれが取り付けられるボディやアダプターがあればそれっぽい写真はすぐ撮れます。
動かない植物相手ではオートフォーカスがある必要もほぼないのでアダプターも安いもので大丈夫になります。
8Kモニターでも持ってこない限りは2400万画素も4000万画素以上の高画素でも見分けは付きません。
高画素になればなるほどファイルサイズも大きくなるのでよく考えておくのが大事です。
あとは自分のお財布と気に入った機種やレンズを使えば問題ないと思います。
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