初めに言っておきますとネペンは乾燥した風が当たるような環境は嫌いです。
また、強い風が吹いている環境も苦手です。
栽培上のすぐそばに水辺や大きな湖沼があるような場合でも風が強く当たり続けていると成長が止まります。
この風の加減は非常に数値や言葉では表現し辛いです。
少なくともファンや換気扇等の風が何らかの形で植物体に当たっていると成長に影響が出ます。
相当に湿度を含んだ少量の風ならば成長を阻害しないようですが再現が難しいです。
高地性に於いても、密閉されて空気がよどんだ環境は嫌います。
このような環境では当初は成長するかもしれませんがカビ類の繁殖を早めますので最終的に根が傷んだり病気の発生やその伝染を許してしまう事になります。
しかしあまり風を当てていると植物体の成長を阻害しますし用土も不自然に乾燥を早めてしまいます。
通常のpcファンやサーキュレーター、扇風機のような送風機を近くで当てている場合は成長に良くないです。
この環境調整のバランスは各個人の環境に依存しますので、自分の栽培環境や面倒の見る事の出来るタイミング、時間をより知る事が肝心になってくるでしょう。
最後に
ここまで書きましたがあくまで大事なのは閉め切りすぎない事です。少しでも空気の出入りがあればわざわざ風を送り込んだりしなくても成長します。
大事なのは自分の環境に対する理解と観察を良くする事です。
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