栽培でやめておいた方がよいこと その1

あまり書くまでもないような事が多いのですが、意外と見落としがちだったり気が付かないままやっていたせいで上手くいっていなかった、なんて事もありますので振り返りながら綴ります。

今回は簡単に3つ挙げようと思います。

ビニールポット植え

小苗や実生からの育苗などの場合はよく黒いビニールポットに植えられています。
沢山の鉢が必要で意図して使用している等のケースを除けば使わない方が楽です。
触れば分かりやすいのですが軟質プラ製なので非常に柔らかいです。

これのまま持ち上げたりすると、簡単に中の用土が動いてしまうので根に良くないです。
ネペンテスの根は伸びるのが速い方ではないので余計なストレスがかかるとそれだけでも成長に係ってきます。

購入したり入手した苗がビニールポットに植えてあった場合は真夏や真冬、温度管理の出来ない時以外は植え替えた方がよいです。
用土の劣化が進んでいないようならそのまま硬い鉢等に移し替えるのも今後の成長や管理が楽になります。

なるべく硬くてしっかりとした作りの鉢に植えるのが大事でしょう。

触りすぎる

ピッチャーにさわりたくなる気持ちは分かりますが出来る途中や開く直前のものをいじりすぎると良くないです。
またツルをひっかけてピッチャーを駄目にしたり柔らかい新芽を折ってしまう危険があります。
ツルをひっかけるのはまだしも、新芽が駄目になると来月や数か月分のピッチャーを見ることが出来なくなってしまったり、最悪成長を止めたりしてしまうのでよく注意が必要です。

基本的に植物体を触りすぎない、いじり過ぎないでおくとよく育ちます。

腐葉土に植える

低地性、高地性その他共に成長も良くなく、線虫の発生リスクが跳ね上がります。
またコガネムシのような腐葉土や根を強く食害する害虫を呼びます。
百害あって一利なしなのでやめましょう。

最後に

あまり気にかけていない事もあるので気が付いたらまた書こうかと思います。

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